卒論の言葉選び、キーワード選びについて。|卒論代行サービス.com

 

卒論の言葉選び、キーワード選びについて。



卒論は卒論といえども論文ですので、言葉選びやキーワード選びには気をつけなければいけません。それなら、卒論で使っていく言葉はどのようなものでなければいけないのでしょうか。何を気をつければ良いのでしょうか。
ここでは、卒論で必要なキーワードや言葉の選び方について詳しく紹介していきます。

1.その分野でよく使われている言葉を把握する

卒論を書く場合、それは論文になりますので、授業で提出するレポートと同じような感覚でいてはいけません。一つひとつの単語を選んだ理由が存在しなければならず、「なぜその言葉を選んだのか」説明できる必要があります。
そのためにも、その分野でよく使われている単語はしっかりと把握しておきましょう。例えば、社会学の男女平等や趣味リズムについて書きたいと思うのであれば、「男女」という言葉に嫌悪感を表す人もゼロではありません。というのは、「男女」と言ってしまうと男性が先に来るため、フェミニズムを推薦する人の中には「女性に対して失礼だ」と考える人もゼロでは無いのです。
もちろん、「男女」が気に食わないからといって、「女男」と言い換えることができません。このような単語が存在するわけではないので、存在しない単語を作るわけにはいかないのです。そのかわり、「女性と男性」と言い換える人もいます。「男性と女性」と「女性と男性」という言葉を交互に使うことで、男女平等を表そうと考える人もいるのです。
このように、自分の意思が言葉の選択に現れますので、卒論で言葉を選ぶときには注意が必要です。どのような言葉が使われているのか把握するためにも、自分の分野に必要な書籍をしっかりと読み、どのように表現されているのかチェックしておきましょう。

2.他の言い回しを確認する

卒論でキーワードが必要になる場合、他にどのような言い回しがあるか、いわゆる類義語を確認しておきましょう。例えば、アメリカは1776年に独立しましたが、1860年代に入って南北戦争が起こり、アメリカは南北分断の危機に陥ります。
奴隷制を推進する南部と奴隷制の廃止を求める北部が揉め、リンカーン大統領が1863年に奴隷解放宣言を出した事はよく知られています。北部が勝利を収め、奴隷制がなくなったために南北分断の危機は免れ、この戦争は南北戦争と呼ばれるにとどまっています。南北戦争はCivil Warと呼ばれますが、この言葉には「内戦」という意味もあり、北部が勝利したからこそこの戦争は内戦に過ぎないと捉えられていることがわかります。
しかし、アメリカ南部で使われている歴史教科書などには「アメリカ南部独立戦争」と記載されていることもあります。つまり、南北戦争はあくまでも北部側の味方であり、南部から見たらこれは独立戦争なのです。
このように、同じことを表すにも違う表現が用いられることがありますので、類義語が存在しないか調べておいても良いでしょう。地域によって呼び方が異なりますので、その違いを見ておくことも卒論では大切です。

3.熟語を使う

これは卒論だけではなくレポートでも同様ですが、卒論などの論文を書く場合は極力熟語を用いたほうが説得力が増します。形容詞などは熟語に言い換えた方が論文らしくなりますので、自分なりに語彙力を高めておきましょう。
例えば、「これは簡単でした」というならば「良いでした」とした方が論文らしくなります。「難しい」よりも「困難」など、熟語で表した方が聞こえが硬くなり、論文らしくなるのです。
このためにも、普段から言葉の類義語をチェックしておいても良いでしょう。「信憑性がある」「証明できる」など、熟語を使うことで文章が論文らしくなりますが、極力同じ言葉を何度も使うべきではありません。「信憑性がある」「定評を得ている」「信用されている」など、類義語を用いることで様々な表現を使うことができ、論文に深みが出ます。

4.ひらがなを使うべきところはひらがなで

これは社会学に通じるところがありますが、わざわざ漢字を使わない方が良い場合もあります。例えば、「障害者」という言葉の場合、「害」という言葉は使うべきではないと考える人も多く、「障がい者」と記載されることがあります。このように、言葉を選ぶときには自分の立場が現れますので、「自分は障害者を害だと思っていない」という意識を表に出したいのであれば、「障がい者」という書き方をした方が良いでしょう。
また、それ以外にも注意されるべき言葉が「子供」になります。「子供」としてしまうと、「子供は従うべき存在である」と捉えられることもあるので、社会学においては「子ども」という書き方が重視されることもあります。このように、漢字でない方が良い場合もありますので、自分が書こうとしている言葉にひらがなで書いた方が良いものがないかどうか確認しても良いでしょう。
また、このような書き方は卒論全体で統一させる必要があります。1部では「子供」になっているのに「子ども」と書かれている場所もある、という状態では読み手に対して丁寧ではありませんので、書き方は卒論全体で統一しましょう。
 
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