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卒論の中間発表とは?



卒論では中間発表が設けられていることがあります。中間発表では何をするのか、どのような目的でおこなわれているのかが気になる方もいるでしょう。この記事では卒論の中間発表について概要と特徴をわかりやすく解説します。

#卒論の中間発表とは何か

卒論の中間発表とは卒論の提出や最終発表会よりも前に実施される発表会です。卒業研究の進捗状況を中間段階でまとめて発表する機会になっています。大学や学部学科によって中間発表が設けられているかどうかは異なりますが、大抵は9月~10月頃に中間発表が実施されています。一般的には中間発表会の開催回数は1回です。ただ、大学によっては2回開催するケースもあるので詳細は必ず確認しましょう。

中間発表は卒論関係のイベントとして最初の難関になるケースが多いため、十分に準備をして取り組むことが必要です。単位に影響することもあるので注意しましょう。

#卒論の中間発表の目的

卒論の中間発表を実施する詳細な目的は大学や学部学科によって違いがあります。ただ、一般的には以下の3つを主な目的として実施されています。

・卒業研究のマイルストーンとすること

卒論は年度の終わりまでに書き上げる必要があります。1年程度の限られた期間で1つの研究を完成させて、論文としてまとめるのは簡単なことではありません。卒論の中間発表を実施することでマイルストーンとしての意味を持たせ、卒業研究を意欲的に進められるようにしています。中間発表までにはある程度の内容をまとめられるようにしなければならないというプレッシャーがあるので、研究の効率も上がるのが一般的です。

・卒業研究の進捗状況を確認すること

卒論の中間発表の実施には教員が進捗状況を確認する目的もあります。指導教官でも学生が進めている研究の全貌を把握できていないことがあります。中間発表のタイミングで研究内容を一度整理させることで、進捗状況を正確に理解することが可能です。進捗状況に応じて研究内容の変更を検討する場合もあります。また、研究の進捗状況を他の教員にも共有し、意見やアドバイスをもらって卒業研究を進めやすくする目的もあります。

・最終発表会の練習の機会にすること

卒論の中間発表は最終発表会の練習の機会にする目的で実施されていることが多くなっています。資料をまとめてどのようにプレゼンテーションするかを考える機会になるのが中間発表です。実際に発表すると改善すべき点が見つかるでしょう。指導教官からのフィードバックも受けられるため、最終発表会では完成度の高いプレゼンテーションができるようになります。

#中間発表の一般的な流れ

卒論の中間発表はどのような流れになっているのでしょうか。一般的には研究内容の説明をした後で、指導教官を含む教員との質疑応答がおこなわれます。他の学生や大学院生も聴講できることが多く、学生や大学院生に質疑応答の機会が設けられていることもあります。

中間発表では研究の目的や先行研究などの背景について説明した後、研究の方法や計画についてプレゼンテーションします。そして、これまでにおこなってきた研究内容や結果、考察を説明し、残りの期間の研究計画を紹介するのが基本です。発表時間が5分~30分程度で限られているため、発表内容のボリュームは時間に合わせて決めることになります。

中間発表は質疑応答の時間が長めに設定されていることが多いのが特徴です。教員や学生とのディスカッションを通して学び、今後の研究計画に生かすのが目的になっています。また、考察の仕方や推論の方法などに誤りがある場合にも指摘を受ける機会になります。そして、質疑応答の結果を受けて、中間発表の実施後に指導教官とディスカッションをして研究計画を再考するのが一般的です。

#中間発表の発表方法

中間発表ではスライドを作成してプレゼンテーションをします。学部学科によってはレジュメを配布して資料に基づくプレゼンテーションをする場合もないわけではありませんが、あまり一般的ではなくなりました。学会などでの研究報告でもパワーポイントなどを使用してスライドを示しながらプレゼンテーションする方法が主流だからです。レジュメを印刷して配布する場合にも、スライドを印刷するだけで良いのが一般的になっています。

発表方法の良し悪しについても中間発表会の中で指摘されることもあります。卒論の中間発表はプレゼンテーションツールの使い方や図表の活用方法なども身につける機会になるでしょう。

#まとめ

卒論の中間発表は研究の進捗を秋頃に一度取りまとめて報告する機会です。指導教官だけでなく、他の教員からのアドバイスを受けられるので、卒業研究を進める上で大きなサポートになります。また、中間発表会を通して資料のまとめ方やプレゼンテーションの仕方も学ぶことができます。卒論と最終発表会の完成度を高めるために重要な役割を果たすため、多くの大学で卒論の中間発表が取り入れられています。
 
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