卒論を書いている時、資料が少なくて卒論が進まないということも考えられます。もしも資料が見つからない、資料が足りない、と感じたら一体どうすれば良いのでしょうか。ここではそんなときの対処法を紹介していきます。
1.資料の探し方が不十分の場合
卒論で資料が少ない、資料が見つからない、という場合に最もよくあるパターンは資料の探し方が足りていない、資料の探し方が不十分である、というケースです。大学の図書館には様々な機能がありますが、大学4年生になるまで大学図書館を利用していたとしても、ただ普通の図書館のように「本を借りていた」だけでは、図書館の機能そのものを理解していない可能性があります。そのため、どうしても資料が見つからないということになってしまいますが、実は大学図書館の機能はそれだけではありません。
まず、文献が見つからなかったとしても図書館には雑誌や新聞、論文など、様々な資料が存在します。そのため、文献で見つからなければ雑誌や新聞、論文など、他の媒体で資料を探してみましょう。検索エンジンで検索範囲を広めることで、新聞や雑誌などでも他のメディアが検索できます。また、CiNiiなどの論文検索エンジンを利用すれば該当する論文が探せますので、その論文がどこにあるか調べてみましょう。
大学の図書館のホームページに行くと、文献検索以外にも他の大学の文献を検索するシステムなど様々な機能があります。そのため、それらを利用して自分の大学以外の所蔵図書などを調べても良いでしょう。もしも自分の大学に資料がなかったとしても他の大学から取り寄せてもらうことも可能です。また、自分の足で行ける範囲の図書館に所蔵があれば、自分で直接行った方が手数料もかかりません。
2.関係者に問い合わせができる場合
卒論で使える資料の中には、文献や雑誌、論文などもありますが、関係者へのインタビューも含まれます。例えば歴史について調べていてその関連の出来事を経験した生存者がいるのであれば、その人に直接連絡を取ってみても良いでしょう。その人が何かを出版しているのであれば、出版社を通じて本人と連絡が取れることもあります。その人がどこかの研究所の研究に協力したことがあるなら、その研究所に問い合わせることで連絡が取れることもあります。
もしも直接会えるならば、その人に自分のスケジュールなどを伝えて直接あっても良いでしょう。もしも直接会えないのであれば、ぜひメールなどでやりとりをしてみて下さい。メールで受け取った返信は一次資料として卒論に利用ができます。
3.卒論の構成が不十分の場合
そもそも卒論の構成がしっかりできていない、先行研究を調べていない、あるいは自分の卒論で仮説を証明するにあたって必要な資料がもともと存在しない、などというケースもあり得ます。事前に卒論の構成をしっかりしていなければ、自分が何について調べたいと思っているのか、ここに至るまでにどのような研究が存在するのか、そしてどのような資料が存在するのかわかっていないですよね。
先行研究がそもそも存在しないテーマで卒論を書こうと思っても、卒論は書けません。また、絶対に証明できないようなことを卒論で証明しようとしても資料が足りず、仮説を証明することができません。そのような状態に陥っている場合、どれだけ探しても資料が見つかりませんから、そのような場合は卒論の構成をし直す必要があります。
どうしても資料がない、先行研究を調べてもそもそも先行研究が存在しないという場合、卒論の構成がしっかりとできているかどうか考えてみましょう。資料がない、このままでは証明できない、と感じた場合は先行研究が存在するかどうか確認します。もしも先行研究がそもそも存在しないのであれば、それは卒論として成り立たない可能性があります。
4.どうしてもわからない場合
卒論の構成を考えても卒論が書けるテーマになっている、それなのに資料が見つからない、自分が探しても見つからない、わからない、と感じたら指導教員に相談しましょう。指導教員に相談するときにはどこをどのように探したのか、どこの大学図書館でどの機能を使って資料を探したけれど見つからないのか、そこまで明確にしておくと時間の節約になります。指導教員も助言がしやすくなりますので、ただ一言「資料が見つからない」と伝えるのではなく、どこを探して見つからないのか、どのような資料が欲しいのか、明確にしておきましょう。
指導教員ならば、構成に間違いがある場合にもしっかりと指摘してくれる可能性があります。自分の卒論がしっかり書けているかどうかわからない、このままでは書き進めていく自信がない、と感じたら、まずは指導教員に相談しましょう。
くれぐれも、指導教員に相談することなくテーマを変えたり、せっかく書いた卒論を削除するようなことがないようにしてください。指導教員ならばうまくそこからリードしてくれる可能性もありますから、くれぐれも独断で卒論を削除しないでください。それはあまりにももったいないです。
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卒論で資料が少ない場合・・・どうしたらいい？
卒論を書いている時、資料が少なくて卒論が進まないということも考えられます。もしも資料が見つからない、資料が足りない、と感じたら一体どうすれば良いのでしょうか。ここではそんなときの対処法を紹介していきます。
1.資料の探し方が不十分の場合
卒論で資料が少ない、資料が見つからない、という場合に最もよくあるパターンは資料の探し方が足りていない、資料の探し方が不十分である、というケースです。大学の図書館には様々な機能がありますが、大学4年生になるまで大学図書館を利用していたとしても、ただ普通の図書館のように「本を借りていた」だけでは、図書館の機能そのものを理解していない可能性があります。そのため、どうしても資料が見つからないということになってしまいますが、実は大学図書館の機能はそれだけではありません。
まず、文献が見つからなかったとしても図書館には雑誌や新聞、論文など、様々な資料が存在します。そのため、文献で見つからなければ雑誌や新聞、論文など、他の媒体で資料を探してみましょう。検索エンジンで検索範囲を広めることで、新聞や雑誌などでも他のメディアが検索できます。また、CiNiiなどの論文検索エンジンを利用すれば該当する論文が探せますので、その論文がどこにあるか調べてみましょう。
大学の図書館のホームページに行くと、文献検索以外にも他の大学の文献を検索するシステムなど様々な機能があります。そのため、それらを利用して自分の大学以外の所蔵図書などを調べても良いでしょう。もしも自分の大学に資料がなかったとしても他の大学から取り寄せてもらうことも可能です。また、自分の足で行ける範囲の図書館に所蔵があれば、自分で直接行った方が手数料もかかりません。
2.関係者に問い合わせができる場合
卒論で使える資料の中には、文献や雑誌、論文などもありますが、関係者へのインタビューも含まれます。例えば歴史について調べていてその関連の出来事を経験した生存者がいるのであれば、その人に直接連絡を取ってみても良いでしょう。その人が何かを出版しているのであれば、出版社を通じて本人と連絡が取れることもあります。その人がどこかの研究所の研究に協力したことがあるなら、その研究所に問い合わせることで連絡が取れることもあります。
もしも直接会えるならば、その人に自分のスケジュールなどを伝えて直接あっても良いでしょう。もしも直接会えないのであれば、ぜひメールなどでやりとりをしてみて下さい。メールで受け取った返信は一次資料として卒論に利用ができます。
3.卒論の構成が不十分の場合
そもそも卒論の構成がしっかりできていない、先行研究を調べていない、あるいは自分の卒論で仮説を証明するにあたって必要な資料がもともと存在しない、などというケースもあり得ます。事前に卒論の構成をしっかりしていなければ、自分が何について調べたいと思っているのか、ここに至るまでにどのような研究が存在するのか、そしてどのような資料が存在するのかわかっていないですよね。
先行研究がそもそも存在しないテーマで卒論を書こうと思っても、卒論は書けません。また、絶対に証明できないようなことを卒論で証明しようとしても資料が足りず、仮説を証明することができません。そのような状態に陥っている場合、どれだけ探しても資料が見つかりませんから、そのような場合は卒論の構成をし直す必要があります。
どうしても資料がない、先行研究を調べてもそもそも先行研究が存在しないという場合、卒論の構成がしっかりとできているかどうか考えてみましょう。資料がない、このままでは証明できない、と感じた場合は先行研究が存在するかどうか確認します。もしも先行研究がそもそも存在しないのであれば、それは卒論として成り立たない可能性があります。
4.どうしてもわからない場合
卒論の構成を考えても卒論が書けるテーマになっている、それなのに資料が見つからない、自分が探しても見つからない、わからない、と感じたら指導教員に相談しましょう。指導教員に相談するときにはどこをどのように探したのか、どこの大学図書館でどの機能を使って資料を探したけれど見つからないのか、そこまで明確にしておくと時間の節約になります。指導教員も助言がしやすくなりますので、ただ一言「資料が見つからない」と伝えるのではなく、どこを探して見つからないのか、どのような資料が欲しいのか、明確にしておきましょう。
指導教員ならば、構成に間違いがある場合にもしっかりと指摘してくれる可能性があります。自分の卒論がしっかり書けているかどうかわからない、このままでは書き進めていく自信がない、と感じたら、まずは指導教員に相談しましょう。
くれぐれも、指導教員に相談することなくテーマを変えたり、せっかく書いた卒論を削除するようなことがないようにしてください。指導教員ならばうまくそこからリードしてくれる可能性もありますから、くれぐれも独断で卒論を削除しないでください。それはあまりにももったいないです。
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