卒論で章立てってどうやったらいいの？

「卒論で章立てってどうやったらいいの?」

卒論の章立ては非常に重要で、論文全体の骨格を決定づける部分です。しっかりとした章立てがあれば、その後の執筆作業がスムーズに進むでしょう。一方で、章立てを拙くすると、論旨が散漫になり、全体の分かりにくい論文になってしまいます。

適切な章立てを行うためのポイントをいくつかご紹介します。

論文のテーマと目的を明確にする まずは卒論のテーマと目的を核心からとらえ直すことが重要です。テーマに基づき、自分が何を主張し、どのような論理構成で説明を進めるのかを検討します。
大まかな構成を決める 次に、序論、本論、結論といった大まかな構成を設定します。 序論では問題意識や目的、本論では主張と根拠データ、結論では総括と示唆を示すことになります。
本論部分の章立てを詰める 肝心の本論部分については、テーマや論旨に合わせて適切な章立てを組み立てる必要があります。論拠となるデータや考察すべき点ごとに章を分けると分かりやすくなります。
全体のバランスを考える 章立ての際は、各章のボリューム感にも留意しましょう。量的なアンバランスがあると、全体の印象を損ねかねません。主要な論点を扱う章は比重を大きくするなど、メリハリをつける工夫が必要です。
章タイトルを工夫する 各章のタイトルには気を使いましょう。タイトルを見ただけで内容が推測できるように、わかりやすく簡潔に表現することが重要です。
章立ては一朝一夕にできるものではありません。試行錯誤を重ね、徐々に磨き上げていく必要があります。構成を見直し、間違いがないか指導教員にもチェックしてもらうなどして、より分かりやすい章立てを目指しましょう。しっかりとした土台があれば、その上に頂石を乗せていくように、卒論を無駄なく構築できるはずです。
　
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