卒論で文章を差し替える方法について、教えます。

卒論で文章を差し替える方法について、教えます。

卒論執筆中に文章を差し替える必要が出てくることはよくあります。構成の変更や指摘事項への加筆・修正などが発生するためです。文書が長くなればなるほど、効率的に差し替えを行う方法を知っておくことが重要になります。

【コピー&ペーストによる置換】
最も基本的な方法が、コピーとペーストによる置換です。
①置き換えたい文章を選択・コピー
②差し替え先の位置に移動し、上書き貼り付け

これにより、簡単に文章入れ替えが行えます。

ただし、長文を丸ごと上書きすると、既存のレイアウトが崩れる恐れがあります。その場合は次の方法を使いましょう。

【スタイルの設定による置換】
①置き換えたい文章にスタイル(見出し1など)を設定
②新しい文章も同じスタイルを設定
③置換コマンド(置換ウィザードなど)を使い一括置換

スタイルを使うと、レイアウトが維持されて見た目が崩れません。文章の一括置換に役立ちます。

【トラッキング機能の活用】

Word文書の変更履歴を残す「トラッキング機能」を活用するのも良いでしょう。
①トラッキング解除の状態で置換作業を行う
②変更履歴が残り、差し替え部分が分かりやすい

指導教員にも変更点が伝わりやすく、差し戻しリスクが下がります。編集履歴の確認も可能です。

長文の差し替えは面倒な作業ですが、上記のテクニックを組み合わせれば、効率的に作業できます。文章の入れ替えが頻繁に発生する卒論執筆では、ぜひ活用を検討してみてください。
　
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