卒論でローマ字は使ってもいい？

「卒論でローマ字は使ってもいい?」

卒論執筆において、ローマ字を使用するかどうかは、以下の点を考慮する必要があります。

【ローマ字使用が適切な場合】

固有名詞 人名、地名、団体名などの固有名詞は、ローマ字で表記するのが一般的です。 例: Robert K. Merton, New York, Oxford University Press
術語 特に学術的な術語や概念については、ローマ字の表記が定着している場合が多くあります。 例: id, ego, status quo
強調 ローマ字を用いることで、特定の言葉を強調し、重要性や独自性を引き立てることができます。
引用 文献などからの直接引用の場合、原文通りローマ字で表記することが求められます。
【ローマ字使用に留意すべき点】

読みにくさの回避 ローマ字が多用されると、文章の読みにくさが増す可能性があります。適切な位置で使用する必要があります。
スタイルの統一 ローマ字の使い方について、卒論内で一貫したスタイルを保つことが求められます。
指導教員のスタンス
指導教員によっては、ローマ字の使用に否定的な立場を取る場合もあり、事前に確認が必要です。
総じて、卒論ではある程度ローマ字を適切に使用することは許容されますが、読みにくくならない範囲に留め、スタイルの統一を心がけましょう。必要以上の多用は避け、意味の通りやすさを最優先することが重要です。指導教員の方針に従うことも大前提です。

ローマ字の使用に迷った場合は、控えめに使うか、カタカナ表記に置き換えるなどの工夫をすると良いでしょう。卒論は読み手優先の文章でなくてはいけません。
　
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