卒論が通らないなんてこと、あるんだっけ？

:卒論が通らないなんてこと、あるんだっけ?

卒論が最終的に審査を通らず、単位が認定されないということは決してないわけではありません。しかし、そのようなリスクは最小限に抑えられるよう、大学側から様々な配慮がなされています。

卒論が通らない主な理由としては、以下のようなことが考えられます。

【内容面】
・論理性や客観性に欠ける
・先行研究への理解や批判が不十分
・研究方法や分析に重大な過誤がある
・剽窃(ひょうせつ)などの不正行為がある

【体裁面】

・卒論の形式や規定を遵守していない

・表記や誤字脚質が酷い
・期限に遅れて提出した

内容面での重大な問題点があれば、卒論そのものが不合格と判断される可能性があります。しかし通常は、中間報告などで指導教員から適切な指導が入るため、そこまで酷い話にはなりづらいでしょう。

また、体裁上の規定違反については、書き直しや減点という形で対応されるのが一般的です。期限を過ぎての提出は厳しく糾弾されますが、特段の理由があれば猶予が設けられることもあります。

つまり、卒論が全く通らないようなケースは、学生の重大な不正行為や怠慢があった場合に限られます。真面目に取り組んでいれば、中間段階で指導を受けられるので、卒論自体が不合格になるリスクは極めて低いと言えるでしょう。

不安な点があれば、早めに指導教員に相談することが大切です。丁寧に対応してくれるはずです。しっかりとしたサポート体制のもと、全力で卒論に取り組めば、無事に合格できるはずです。

　
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