再生エネ問題について卒論を書く場合の書き方。|卒論代行サービス.com

 

再生エネ問題について卒論を書く場合の書き方。



卒業論文は大きく、概要、はじめに、先行研究か客観的事実、自らの論を先行研究や事実を引用しながら展開、考察、まとめ、参考文献で成り立っています。どの論文もこの流れを念頭に構成を組み立てれば、それなりの形の論文にまとまります。当然のことながら、再生エネルギー問題についても、これに当てはめて考えていくことができます。ただし、再生エネルギー問題というテーマはとても大きいので、もう少しテーマを絞らないと書きにくいと思います。
テーマの絞り方は色々ありますが、一番単純なところで、まずは国内の問題に絞るか、それとも諸外国との比較をするか決めてみてはいかがでしょうか。国内の問題に絞った場合、日本がたどってきた再生エネルギー対策の歴史から始まり、その過程で起きた問題や問題への対処法などをたどっていくことで、今、直面している問題が浮き彫りになります。おそらくこれでもテーマが大きすぎるはずです。浮き彫りになった問題からさらに1つ、もしくは、特に重要であったり、緊急性が高いものをいくつか選んで、その問題について可能な改善方法を提示し、その実現が可能かどうかを検証しても良いでしょう。
海外との比較をする場合は、再生エネルギーについて最先端を行く例えばドイツのような国と比較するか、後進国と比較するかによっても書き方は変わってきます。まず前者で行く場合、日本の再生エネルギーについての現状は最先端とは言えないのでドイツと比べると数値でその違いがはっきり出てくることでしょう。しかし、ドイツは確かに最先端かもしれませんが、問題がない訳ではありません。ということは、日本がただ単にドイツをモデルにした場合、ドイツが抱える問題に直面する可能性があるということです。比較をしました、可能性を指摘しました、それで終わりでは卒業論文にはなりません。日本においてどうすればその問題を回避できるか考える必要があります。
後者で行く場合はどうしてその国を選んだかを書く必要があります。書きにくいことなのですが、卒業論文を書くには資料や数値が必要です。単純に一番の後進国と目されるところにそれがあるのかという問題があります。そこでこの方法は無理と思うのは間違っています。再生エネルギーの技術を日本が海外に輸出するという観点から考えると、関係の深い国であったり、実際にもう既に輸出している国などが見えてくるのではないでしょうか。まずはその国を日本のレベルに引き上げるのにできること、もしくは日本が今後求められていることなども見えてくるはずです。
どちらにしろ、再生エネルギー問題について卒業論文を書こうという選択は、とても素晴らしいと思います。残念ながら、日本は大学で学んだ専門よりも名前を重視しする傾向がありますが、うまく研究が進めば、就職を希望する企業によっては、貴方の個性・特徴としてアピールポイントにもできるテーマだからです。ただし、海外との比較をする場合は英語の論文を読む必要が出てくるかと思います。英語が苦手な方はこの時点でげんなりしてしまうかもしれませんが、そこは頑張りましょう。ネット上の翻訳サイトの力を多少借りても良いと思います。ただし、翻訳サイトの翻訳はひどいものもあるので、重要と思うところはやはり辞書を引きながら、きちんと読むようにしましょう。
また、少し違ったアプローチの仕方としては、いつの時期に再生エネルギー問題について卒業論文を書こうと決めたかにもよりますが、ニュース番組やドキュメンタリーなどを見ていると、面白いテーマが落ちていることがあります。それらは論文などでは拾えない問題や発想が紹介されていたりします。それを学術的に調べ検証を加えることでも立派な卒業論文のテーマとなり得ます。言ってしまえば、探そうと思えば、面白い研究テーマはどこにでも落ちているということもできるかもしれません。
他にも、再生エネルギーの重要性について、誰もが語るようになっていますが、どれくらいの人がその重要性を理解しているのか、認知度調査などをするのも興味深いかもしれません。年代別、性別、学歴別、色々違いをつけて調査してみても良いでしょう。自ら全て調査内容を考えなくても、他の国でやっている調査を見つけられれば、それの日本語版をして比較をするというおも一つの手です。上手にまとめて、面白い結果を引き出せれば、使える卒業論文になるかと思います。
最後にまとめに代えて、これはどのテーマで卒業論文を書く時にも言えることです。例外もありますが、良い卒業論文は余裕のある時間配分が生むものだと思います。指導教官からの指導も余裕がある時の方がより良い指導を受けられます。大学4年間、さらに言えば、大学院に進学しない方にとっては、学校という教育機関で学んだ集大成が卒業論文です。製本もされるかと思いますので、思い残すことなく、かつ、今、考えられる全ての力を使った論文を完成させましょう。


 
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