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ボードゲームを卒論のテーマにする場合。

ボードゲームを卒論のテーマに掲げるにあたり、いくつかの項目について事実を語り、そこに対しての考察、さらに自分自身の提言、さらに玩具業界、趣味嗜好が強いボードゲームの今後の在り方について提言できるような形が良いのではないかと思います。

●そもそもボードゲームとは定義がなかなか難しいところもあります。一般的には「専用のボード=盤の上で駒を置いたり、動かしたり、取り除いたりすることで遊ぶゲーム」を総称してさします。現状は世界でこのようなアナログな遊びよりもテレビゲーム、さらにはEスポーツといったデジタルな遊びの方が主流になっているところもありますが、子供たちの間だけではなく、大人の間でも根強い人気を誇っているのがこのボードゲームです。

★アナログゲームについてどのような種類があるのか、そしてその中でボードゲームがどんな立ち位置にあるのかをグローバルに以下のような分類をベースにして詳しく述べるのはよいかもしれません。またはアナログゲームの中でボードゲームの分類を系統図にしてみるとその歴史がよくわかります。
アナログゲームについては大きくいくつかに分類可能です
カードゲーム(トランプ、UNOなど)、タイルゲーム(麻雀、ドミノなど)、ダイスゲーム(丁半、チンチロリンなど)
立体ゲーム(ジェンガ、黒ひげ危機一発など)
そして、ボードゲームには大きく5種類に分類可能です。

1 競争ゲーム さいころなどを使って、コマを動かし、先にゴールしたほうが勝ちといったルールを持つゲームです。いわゆるすごろくと呼ばれるもので、少しゲーム要素を強くしたものが人生ゲーム、さらにはそこに付随していくようなゲームになります。

2 捕獲ゲーム ボードの上でコマを動かし、相手の駒を捕獲して、全滅させたり、追い詰めることで勝利を競うゲームです。
チェスや将棋がこれにあたります。比較的ボードゲームの中でも有名なもの、グローバルなものも多いと思います。

3 包囲ゲーム 捕獲ゲームと少し似ていますが、こちらは相手の駒を取り囲んで勢力を大きくするようなル^るを持っています。具体的にはオセロ、五目並べといったところです。

4 配列ゲーム ボードに特定の形で駒を並べることにより競う。これは日本ではあまりなじみがないかもしれません

5 マンカラ ボードの穴という穴へ駒を動かしていき、最終的にとった駒の数を競うものです。こちらもあまり日本ではメジャーではありません。

また、いかにデジタルなゲームが普及しようともこうしたボードゲームは世界でまだまだ大会などが開催されることもあり、
競技人口としても非常に多いことで知られています。

●ボードゲームの歴史

★論文を構想する際にボードゲームの歴史について調査の上、記載することは非常に面白いと思います。実際にはボードゲームの始祖といえば、紀元前3500年のエジプトの遺跡から発掘された競争ゲームとされています。また、中国、日本にも伝わっています。また、そのほかの古代文明でも遺跡としてボードゲームが見つかっており、その相関関係、想定されるゲームのルールが現代のゲームとどう異なるのか、当時の人々との価値観ともセットで検討してみれば非常に面白い考察が見えてくるといえるでしょう。実質、今の日本で非常に人気のあるボードゲームのほとんどが海外からの輸入品であり、日本古来のボードゲームとされる将棋についてももともとはアジアで遊ばれていたものを日本流にアレンジしたものといわれているくらしです。これらの系統図も非常に興味深いものになると思います。

●ボードゲームの現在
ボードゲームは現在、単にボードというリアルな盤を囲んで遊ぶだけではなくなっています。デジタルゲームが非常に隆盛を極める中、テレビゲームの中であらゆるボードゲームを遊べるようになってきています。もちろん、対戦型で遊ぶにあたっても通信式で離れた場所にいる見知らぬ者同士が競技を行うことができたり、非常に話題になっているのがチェスや囲碁、将棋、オセロをAIと人間が戦わせることもよって、AIの進化を確かめるといったものです。

★AIの進化とボードゲームの関係性は非常に論文を書くにあたって面白い側面になります。昨今の女性をみるとAIの方が人間を上回るといった結果が多いのですが、はたしてこれからもその情勢は続くのか、人間が再度AIを任せる日が来るのかなどあらゆる側面から考察してみることも必要になってくるのかもしれません。

また、現実のボードゲームとリアルを組み合わせたような競技も生まれています。例えば、人間がリアルなボードの上に駒として動くわけです。そこにブレインとなる人間がこの駒を動かしながらゲームを進めるものとなります。一番わかりあy酸いところで行けば、日本では伝統的に人気のある野球盤ゲームをリアルな野球場で芸能人やスポーツ選手が駒となって楽しむもの。
実際にはこうしたボードゲームの進化も非常に進んでいるのです。

★ボードゲームの進化、新たな活用方法については国によって、エンターテイメントとして進化しているところ、あくまでも伝統的な楽しみ方があるものと国民性などで大きく異なるところがあるはずなのでそこに目を向けて国民性との相関性を論じてみることも非常に新しい発見が生まれてくるのかもしれません。エンターテイメントとしてのボードゲームは非常に意義深いものだといえるでしょう。

今後のボードゲームの進化ですが、日本でもここ数十年で最もヒットしたのがいわゆる人生ゲームでしょう。海外ではモノポリーとも呼ばれており、これに類似するボードゲームは数多く生まれています。要するに新ジャンルがここ数十年ですごろくをベースにして生まれたということになります。論文を書いていく中でも自分自身ならどんなボードゲームを楽しんでみたい、または開発していくことでさらに市場が活気づくのではないかといった論調でかたるのもよいのではないかと思います。
アナログながらもこれからボードゲーム市場が大きくなること、そしてそのためにはどうすべきかを卒論の中で建設的に提言することがよいかと思います。