卒論の図表作成、どうやったらいいの?

卒論では、内容によっては図や表を入れることがあります。ですが、入れ方を間違えてしまうと、卒論自体が無駄になってしまう可能性があります。ここでは、卒論に図や表を入れたいときの入れかたについて解説します。



・図と表は使い分けた方がいい



図というのは、フローチャートやグラフのように、不定形なもののことを言います。対して、表というのは、数字や罫線だけで表したモのです。

一見すると、データというのはすべて図にすればわかりやすいと感じるかもしれません。確かに、図の方が視覚的にもわかりやすいので、わざわざ表にしなくてもと思うかもしれません。

ですが、図にすればすべてわかりやすくなるのかというと、そうではありません。

なかには表にした方がわかりやすいというものもあります。数値を比較したりするときには、図よりも表の方がわかりやすいのです。

図にするか、それとも表にするかは、内容によって分けるといいでしょう。



・図や表を書くスペース



図や表を書くときには、原稿用紙1枚に1つを書くようにします。

小さな図や表だから、本文の端にでも書いといたらいいのではと、考える人もいるかもしれませんが、そうではありません。図や表は文の一部ではないのです。

そして、図や表を見た人が何を表しているのかがすぐにわかるように、本文中で説明することが大切です。

図や表は、本文をわかりやすくするためのものです。多用をする必要はありませんが、少なくてもいけません。

読んだ人が本文をわかりやすくするために、図や表を効果的に使わなくてはなりません。

そして、図や表を入れたときには、必ず図1や表1のように通し番号を入れるようにします。

この通し番号がなければ、読んだ人はどこの図や表のことかわからず、混乱してしまいます。そして、図や表に番号を記載するときには、本文に記述された通りにします。



・出典元



図や表に出典元がある場合は、文章と同じように出典元を明記する必要があります。明記する内容は、著者名、出版年、更に図や表があった所在ページを書くことで、理解してもらえます。

また、図や表はネット上のものを使いたいと考えたときには、コピーでも構いませんが、その時にも出典元を記載する必要があります。

ですが、図や表を自分で作成したいという人もいるでしょう。この場合には著者作成と書くことによって伝わります。

また、図や表をコピペで入れた時に、自分なりにアレンジを加える場合があります。この時には、引用とは少し違います。

この場合には、「〇〇の一部を修正」というように記載します。図や表を挿入するときには、ついつい出典元や修正したことを忘れがちになってしまいます。挿入したときには、すぐに必要な情報を記載しないようにしましょう。

そして、このときの注意点は、出典元の意図を変えてしまうような修正なやめておくことにしましょう。



・図を入れる時の注意点



図は挿入することによって、本文を効果的に見せてくれます。ですが、挿入の仕方を間違えてしまうと、余計にややこしくなってしまう可能性があります。

まず、図の画像は鮮明ですか?細かいところまで、はっきりと見えていますか?細かいところまではっきり見えていないと、読んだ人が不快に感じたり、誤って解釈することもあります。画像が鮮明かどうかをきちんと確認してから提出するようにしましょう。



・表を入れる時の注意点



表を入れるときには、何についての表なのかをきちんと明記しておきましょう。タイトルを書くときには、表の上部にするようにします。「表1〇〇〇」のように記載することで、読んだ人が理解できます。

そして、罫線は少ない方が相手に伝わりやすいです。どうしても罫線を数本書きたいというときには、色分けなどをして、表を見た人が一目で理解できるようにしておくことが大切です。

この時には、濃い色にすると数字がわかりづらくなるので、薄い色を活用するようにしましょう。薄い色にすることによって、数字か見やすくなりますし、注視してほしいところも教えやすくします。表は、図とは違い罫線だけで描きます。内容によっては、わかりづらく感じるものもあるので、読む人が理解しやすいようにしましょう。



・卒論に図や表を入れる意味



卒論に、なぜ図や表を入れるのかというと、それは視覚的にわかりやすくするためです。本文でいかに細かく内容を記載しても、その意味が伝わらない可能性があります。

言葉だけで伝えようとすると、かなりの枚数を書かなくてはなりません。ですが、そんなことをしたら、卒論の枚数だけが増えていってしまいます。

図や表にすることで、より速く深く理解できるように情報を与えることが可能です。



・注意点



本文を魅力的にしてくれる図や表ですが、注意点もあります。それは、数字の書き方です。単位が必要なところには、正確な単位を入れて、3桁ごとにきちんとカンマを入れるようにして、小数点以下の桁数は揃えると見やすくなります。

卒論で図や表を入れると、本文を効果的に見せることができるため、挿入の仕方には気を付けましょう。