卒業論文の効率的な執筆には適切なスケジュール管理が不可欠です。ここでは、卒論のスケジュール例を具体的に示しながら、それぞれの段階で意識すべきポイントをお話しします。
【準備期間 – 6月~8月頃】
・論文テーマの設定
・関連する先行研究や文献の下調べ
・研究方針や目的、構成の検討
・実験や調査の計画を立てる(必要な場合)
準備期間では、方向性をしっかりと定めることが大切です。テーマ設定には相当の時間を要します。教員との綿密な打ち合わせを重ね、卒論の土台を確実に構築しましょう。
【執筆期間 – 9月11月頃】
・本格的な執筆開始(序論本論)
・データ収集や実験の実施
・中間報告と指導教員からの助言
・随時内容を加筆修正する
本格的な執筆が始まるころには、前期の成果を活かして着実に論文を組み立てていきます。スケジュールを細かく設定し、章立てに沿って確実にこなすことが肝心です。定期的に指導を受けながら、内容を詰めていきましょう。
【仕上げ期間 – 12月~1月頃】
・結論や考察の記述
・全体の推敲と構成の点検
・注釈や参考文献の整備
・提出用にル卒論のプリント
締め切り間近の仕上げ期間では、細部にわたる入念な作業が待っています。全体の統一性や表現の適切さをチェックし、形式面も確認して完成度を高めましょう。余裕をもって最終プリントを済ませ、期限に遅れないよう気をつけます。
このように、着実な計画の下、準備・執筆・仕上げの一連の流れで卒論を進めていくことが賢明です。段階を追ってスケジュールを立て、教員の指導を受けながら、焦らずに取り組むことが大切です。卒論という大仕事を乗り越えるためのしっかりしたスケジュール管理を心がけましょう。