卒論で香りについて書く場合。

卒論を書く時には、読んでいる人が共感したり、感銘を受ける文章を作成することも大切です。スポーツや音楽というのは好みがわかれますが、五感に関することだったら、性別年齢問わず共感してもらえ可能性があります。なかでも、香りに注目をしたならば、その書き方に工夫をする必要があります。

ここでは、卒論で香りについて書く場合の方法を解説します。



・はじめにで書くこと



卒論を書くときには、はじめにを書くことが大切です。

はじめにというのは、卒論の内容を読む人のための、いわばプロローグ的な役割を持っています。ここで読者の興味を引かなくては、卒論の内容がいかに素晴らしくても、そのことに気づかれません。

そして、香りについての研究や論文は様々な文献で取り上げられているため、新鮮さは感じないということを知っておくといいでしょう。

たとえば、香りが人体に影響を与える理由や、香りがもたらすメリットなどは、ありきたな文章のため、既に卒論で発表されている可能性があるため、テーマとしては不向きかもしれません。

はじめにを書く前に、自分が決めたテーマが他と被っていないかを確認しておきましょう。



・香りの表現法方



卒論で香りをテーマにする難しさは、その表現方法です。香りは、目に見えるものではありません。単に「良い香り」や「臭い香り」というだけでは、読んだ人はどんな臭いかはわかりません。ここで、形容詞を使用するという方法もあります。

形容詞というのは、「優しい」や「甘い」、「強い」といった表現ですが、これでもかなり難しいです。

たとえば、「甘い香り」といっても、どんな甘さかはわかりません。読んだ人が、すぐにその香りを想像できるように意識しましょう。

「バニラのように甘い香り」や、「チョコレートのような香り」と表現することで、読んだ人が簡単に想像しやすくなります。できるだけ、身近なものに例えるようにしましょう。

また、色を取り入れるのもいいでしょう。ピンクやブルーなど、香りをイメージしたカラーを取り入れると、より香りをイメージしやすくなります。



・仮説の立て方



卒論で一番難しく感じるのは、仮説の部分ではないでしょうか。仮説がきちんとしていなくては、なんの研究をしていたのかも分かりにくいですし、結果も伝わりづらいです。

仮説を立てた時に、それが正しいのかどうかわからないという時には教官にチェックしてもらうことも必要です。

教官にチェックしてもらうことで、これまで見落としていた点に気がつくかもしれません。

仮説が問題なければ、実験も結果も満足のいくものになります。



・データ収集は時間をかけて



香りをテーマに卒論を書くときには、実験が必要になるかもしれません。この時に気を付けたいのは、できるだけ多くの協力者を集めることです。香りの感じかたと言うのは、人それぞれです。ある人は心地良いと感じても、ある人は臭いと感じるかもしれません。ですが、一人や二人のデータではわかりません。データは、多ければ多いほど信憑性が上がります。

ですが、大規模な実験というのは、誰でもすぐにできるわけではありません。場所はどうするのか、実験に使う道具はどうするのかなど、下準備が必要です。また、集まってくれた人に対して謝礼はどのように払うのかなど、こと細かく調べておくようにしましょう。

卒論で重要なのな、なんといっても計画性があるかどうかです。実験は、一歩間違えれば、卒論そのものを失敗に終わらせてしまう可能性が高いのです。



・資料集めは慎重に



香水について書かれた文献はたくさんあるので、参考に困ることはありません。香水を研究している人もたくさんいますし、コスメブランドの歴史を辿るのもいいでしょう。

ですが、この時に参考文献をそのまま書き移すということは避けなくてはなりません。

本人に悪気はなくても、参考文献の内容をそのまま卒論に掲載しては、後から著作権などのトラブルになる可能性もあります。書く時には、コピペになっていないかどうかをチェックしておきましょう。

そして、文章を引用する場合もあるでしょう。そのときには、改変は一切しないことです。ですが、あまりにも長いと省略をしなくてはならなくなります。

そういった時には、意味が変わったりしないように気をつけましょう。また、自分なりの解釈を加えないことも大切です。

そして、引用部分をはっきりと分けておくことです。鍵かっこで囲い、(出典元)と書いておくようにしましょう。



・まとめるのが重要



いくらテーマがいい卒論でも、うまくまとめなくては意味がありません。

まずは、自分が香りについてどういった研究がしたいのかを決めて、調べたことを並べてみましょう。

そして、順序よく並べて、読んだ人が分かりやすいようにします。

特に、レイアウトかダメでは、それだけで全体が崩れてきてしまうのです。

読んだ人が、思わず見いってしまうようなレイアウトを心がけましょう。