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論文の構成はどうしたらいい?



卒業論文の構成は、序論・本論・事例・結論の4つから出来ています。文字数は2万字から4万字ほどが基本で、文章にする場合はさらに細かく「部・章・節・項」の順に加えます。まず論文を書く前に作成の手順として、何時・何を始めるべきかを知って下さい。一番は3年次の7月から12月くらいまでにテーマを決め、翌年の1月から3月に仮設を立てましょう。そして4年次の4月に論文の全体を構成し、5月から7月に調査とデータを集めて分析します。そして8月に本文を書くという順です。
テーマの設定は、これまで学んで来たことで面白いと思ったことや興味を持ったことなどに取り組んで行くことで大丈夫です。途中で挫折したり厭きて仕舞うことがないように、良く考えて決めることが重要。興味を惹かれて途中で困難に出会っても、諦めずに乗り越えられるほど関心が強い事項にしましょう。自分の専攻から離れすぎないことも大切です。そしてこの時期はあまり細かく決めず、大きな視点で見ておきましょう。ただ大きい視点といっても、最低限の道筋は絞って置くべきです。理系の場合は物理学や自然科学の中から1つ、部分的な題材を決めて置きます。文系であれば、必ず自分が論じ尽くせる題材の予測をします。
テーマが決ったらそれに関して、論文や本を読みましょう。自分の論文のテーマについて、これまでどんな研究がなされ来たかを知り、それらから何かしらの「閃き」を得た時に自分の論文の重点となる仮設を立てます。論文は過去に同じ研究がないこと(新規性)と、貴方が書く論文にしかない価値(独自性)が基本的に要求されますので、それらを満たす論文を書いてください。理系であれば研究過程における実験が伴うので、それが可能な範囲の内容を選ぶ必要が出てくるでしょう。文系の場合は先人の論じた研究を利用しながらの作業となりますが、独自の考察を立ててそれまでとは異なる主論へと導くことが重要なのです。
仮設はテーマよりももっと具体的にすることが必要で、仮設を立てたら論文として正しいかどうかを担当教員に確認します。この時にはすでに論文を幾つか読み込み、論文がどういうものかを理解して置くことで後の作業も楽になります。
次にするのは全体の構成です。ここで仮設を立てたら章立てに進み、どこにどんな内容を書けば良いか分かります。文章が書き易くなり、調べる時にも何を調べるべきかが判断出来るでしょう。はじめに戻り卒論の構成である「序論・本論・事例・結論」について、もう少し詳細にしてみます。序論は研究の背景と目的と、自分の考えた仮設について述べます。本論は問題の現状とその原因、事例は本文の内容について「こういった情報があるので、本論で述べたことの立証となる」といった部分です。そして今後の展開について、結論は序論で述べた結果をもう一度記述し、論文によって解明されたこと・解明出来なかったことを述べます。実際に文字にする場合は部と章、節・項の順に分解して構成に加えて行きますが、卒業論文では章と節で書くことが殆どです。1つの章に節が2つほど連なりますが、大学によっては構成のルールがあることも。事前に担当教員に確認しておくことが成功の1歩となります。そして序論の前に表紙と目次、結論の後に参考文献をすべて記載しましょう。
調査とデータの解析では、構成を基にして必要な調査をしていきます。この時になってこれまでの仮設に矛盾や問題があれば、文献をもう1度確認するか、または新しい文献を探しましょう。調査が終了したらデータからどんな事が導き出されるかを分析、ここで予想に反した結果が出て仮設や構成が基礎から崩れることもありえます。そうなった場合は慌てずに前の段階へ戻り、仮設と構成を作り直します。また調査や解析には統計学の知識が必要となる場合があり、より正確な調査結果を得るためにも学んで置くと後々知識の武器にもなるでしょう。
卒業論文の文字数は2万字から4万字程とされ、文章量の比率として序文1:本文5:結論1くらいを目安と考えておいてください。本文は一番重要な部分なので、ここを詳細に書きます。序論は卒論の内容を説明する「あらすじ」のパートとなり、なぜその論文を書くことにしたかといった前置きです。そして取り上げた資料や参考文献と書き方などについて、事前に断って置くことが可能で自分が選んだ論文の構成や書き方の全体を説明できるので、決して簡単に書けるという項目でもありません。そして結論は、論文の反省といえるパートです。本論で述べた内容を振り返り、別の考え方も出来るといった補足を記述します。また関連資料を紹介したり、使用した同時代資料や先行研究をさらに補強して2次的資料について説明する場合もあります。その上で大学内外で情報収集に協力していただいた人々への謝意を表わす場でもあるので、忘れずに感謝とお詫び意を加えてください。
 
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