経済学部の卒論って何をすればいいの！？

「経済学部の卒論って何をすればいいの!?」

経済学部の卒業論文は、経済や金融、経営などの経済学に関する課題を扱うことが一般的です。具体的にどのようなテーマを選び、どのように論文を構成すればいいのか、ポイントを解説します。

テーマの設定 経済学は幅広い分野を包括しているため、自分の関心のある領域から研究テーマを絞り込みましょう。例えば、マクロ経済、ミクロ経済、金融、国際経済、経営学などから選びます。題材となる素材は新聞・雑誌の記事から見つかることも。
先行研究のレビュー 選んだテーマについて、これまでどのような研究がなされているか先行研究を探し、その知見をレビューします。ここで理論的枠組みを明確にしておくと論文の方向性が定まりやすくなります。
仮説の立案と検証 理論や先行研究から、自身の仮説を立案します。例えば「◯◯の政策が実施されれば、△△の効果が期待できる」など。次にデータを収集・分析し、仮説を検証していきます。統計分析の手法も活用しましょう。
結果の考察 分析結果を踏まえ、自身の仮説が支持できたのか、先行研究とどう異なるのか、政策的含意は何かなどについて考察します。独自の視点を盛り込むことが大切です。
論文の構成
序論、本論、結論の3部構成が一般的です。本論では理論的枠組み、分析方法と結果、考察を盛り込みます。図表を効果的に使い、論旨を分かりやすく展開しましょう。
経済学の卒論は、理論とデータ分析を架橋する作業になります。自身の関心と掘り下げ度に応じてテーマを決め、丁寧に論理を構築していけば、優れた論文に仕上がるはずです。指導教員からも積極的にアドバイスを求めましょう。
　
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