1. 自分の体験に基づくやり方を紹介
誰しも、人前で発表することは緊張するものです。まして、偉い先生方の前で、人生で初めての研究発表なので、緊張して当たり前です。
修士学生で、国際会議で初めて発表した時、指導教官の先生に「100回、発表練習したら、緊張しないから」とニコニコと笑いながら、言われました。真面目に100回も練習できませんでしたが、声を出して、発表練習をしているうちに、自分が緊張すると、早口になるのか、どの場面で、しゃべり方が下手なのかが分かってきます。また、そのうちに、段々と、知らず知らずのうちに、内容を覚えてしまいます。
今となっては笑い話ですが、国際会議発表終了後、スーツの中が胸から背中まで、汗びっしょりでした。先生は、また、ニコニコと「よくできていたね」とおっしゃって、自分に自信がつきました。
以下に、研究発表で緊張しない様にするやり方を紹介したいと思います。
2. しゃべる原稿を作り、声を出して、発表プレゼン資料を使って、練習する
原稿を作ると言っても、簡単な発表内容を箇条書きにしたものです。しゃべる内容を一語一句、記載した原稿は効率が悪く、暗記することも難しいです。発表の際、原稿を丸読みすることもよくありません。手に持つなり、発表壇上のテーブルに置いておくことは問題ないです。脅かすつもりはありませんが、目の前が真っ白、頭が真っ白状態になることもあります。その為に、長い文章よりも、しゃべる要点を書いたメモの方が良いわけです。
3. 声に出して、練習することが重要
発表資料はパワーポイントで作ることが多いでしょう。そのパワーポイント資料と先に書いた箇条書きのメモを使って、声を出して、練習して下さい。声を出せる環境でなければ、その様な場所、自分の部屋、研究室などで練習するのが良いでしょう。
研究室で練習するのであれば、研究室内の方に聞いてもらいながら、やってみるのも非常に良いやり方です。100回練習すれば、非常にベストですが、1日、5回練習したと仮定し、10日間、行えば、50回練習したことになります。
練習の最初のうちはとちったり、もごもごしてしゃべってみたりすることと思います。焦らずに、それは、自分の特徴だからと認識すれば良いです。また、練習の中で、緊張すると、自分は早口になる方かあるいは遅くなる方なのかを把握しておきましょう。その理由は早口になると、発表の持ち時間が余ってしまうことになりますし、遅くなるようであれば、持ち時間が足りないということになってしまいます。この様な状態になると余計に緊張してしまうので、予め、把握しておくと良いでしょう。
練習を行なっているうちに、メモ書きの内容を修正していきましょう。忘れやすい所や重要な所は、色を変える、あるいは下線を引くなど、自分なりの工夫をすれば、それだけ、自身がつく様になってくる上に、メモ書きがお守りになってきます。
4. 発表の終わりには質疑応答時間があるので、予めQ&Aを準備
例えば、発表8分、質疑応答2分や発表10分、質疑応答5分の様に、発表終了後に聴講者から質問時間があります。時間配分はそれぞれの大学でやり方が異なるでしょうから、予め、把握しておきましょう。
この質疑応答対策として、想定される質問とそれに対する回答を予め、ワードで作っておくのがベターな方法です。全ての予想が当たるとは限らないので、多めに作成しておきましょう。経験的には5個から10個程度ぐらいかと思います。
どうでしょうか。これだけの発表メモ書き、質疑応答Q&A、更に数10回程度の練習をやっておくとの、やらないのでは、準備がまったく異なると感じることでしょう。
5. 発表当日の心構え
これは指導教官の先生に教えて頂いたことですが、「発表する際は、自分が主役で、堂々と発表を楽しむ気分でやりなさい」と言われました。肝心な事は失敗を恐れずに、堂々と行動すれば良いという意味だったと後で分かりました。
発表の会場と雰囲気をつかんでおくことも重要です。自分が発表する壇上の位置、プロジェクターで写される位置、照明の明るさなどを把握しておきましょう。その理由は、照明を全て消灯する場合、メモ書きは見えにくくなります。聴講者に見えやすい位置で発表しないと、発表途中で、先生に場所を変更しなさいと言われる場合もあるでしょう。そういったことで、先生に注意されたと思って、緊張度が上がることを避けることが目的です。
質疑応答で、聞き取れなかった場合は、適当に答えることはせず、「申し訳ありませんが、質問をもう一度、お願いします」、あるいは「おっしゃっている質問は、、、、、、ということで良いでしょうか」と尋ねる様にしましょう。適当に答えて、同じ方から、余計な再質問をされることの無い様にするためです。
発表する際はできるだけ、聴講者の方を向いて、しゃべる様にすると、好印象になります。目と目が合うのが苦手な方は、目線が聴講者の口元あるいはおでこ辺りに合わせるような感じでゆっくりと左右を見渡す様にするのが良いです。但し、質疑応答の際は、その質問者の方の方を向いて、質問を聞き、回答する様にやるのがコツです。
質問されている先生方は、どんな風に回答をするかを見ています。その為、しゃべり方が下手であっても、問題ないので、失敗したと思って緊張しない様にしましょう。
こういった準備を100%行なっても、小さな失敗もやってしまうし、緊張もしてしまいます。51点の合格点であれば良い、良い経験になるからという気分でやるように心がけると、大分、緊張具合は異なるものです。
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研究発表で緊張する・・・そんなときは。
1. 自分の体験に基づくやり方を紹介
誰しも、人前で発表することは緊張するものです。まして、偉い先生方の前で、人生で初めての研究発表なので、緊張して当たり前です。
修士学生で、国際会議で初めて発表した時、指導教官の先生に「100回、発表練習したら、緊張しないから」とニコニコと笑いながら、言われました。真面目に100回も練習できませんでしたが、声を出して、発表練習をしているうちに、自分が緊張すると、早口になるのか、どの場面で、しゃべり方が下手なのかが分かってきます。また、そのうちに、段々と、知らず知らずのうちに、内容を覚えてしまいます。
今となっては笑い話ですが、国際会議発表終了後、スーツの中が胸から背中まで、汗びっしょりでした。先生は、また、ニコニコと「よくできていたね」とおっしゃって、自分に自信がつきました。
以下に、研究発表で緊張しない様にするやり方を紹介したいと思います。
2. しゃべる原稿を作り、声を出して、発表プレゼン資料を使って、練習する
原稿を作ると言っても、簡単な発表内容を箇条書きにしたものです。しゃべる内容を一語一句、記載した原稿は効率が悪く、暗記することも難しいです。発表の際、原稿を丸読みすることもよくありません。手に持つなり、発表壇上のテーブルに置いておくことは問題ないです。脅かすつもりはありませんが、目の前が真っ白、頭が真っ白状態になることもあります。その為に、長い文章よりも、しゃべる要点を書いたメモの方が良いわけです。
3. 声に出して、練習することが重要
発表資料はパワーポイントで作ることが多いでしょう。そのパワーポイント資料と先に書いた箇条書きのメモを使って、声を出して、練習して下さい。声を出せる環境でなければ、その様な場所、自分の部屋、研究室などで練習するのが良いでしょう。
研究室で練習するのであれば、研究室内の方に聞いてもらいながら、やってみるのも非常に良いやり方です。100回練習すれば、非常にベストですが、1日、5回練習したと仮定し、10日間、行えば、50回練習したことになります。
練習の最初のうちはとちったり、もごもごしてしゃべってみたりすることと思います。焦らずに、それは、自分の特徴だからと認識すれば良いです。また、練習の中で、緊張すると、自分は早口になる方かあるいは遅くなる方なのかを把握しておきましょう。その理由は早口になると、発表の持ち時間が余ってしまうことになりますし、遅くなるようであれば、持ち時間が足りないということになってしまいます。この様な状態になると余計に緊張してしまうので、予め、把握しておくと良いでしょう。
練習を行なっているうちに、メモ書きの内容を修正していきましょう。忘れやすい所や重要な所は、色を変える、あるいは下線を引くなど、自分なりの工夫をすれば、それだけ、自身がつく様になってくる上に、メモ書きがお守りになってきます。
4. 発表の終わりには質疑応答時間があるので、予めQ&Aを準備
例えば、発表8分、質疑応答2分や発表10分、質疑応答5分の様に、発表終了後に聴講者から質問時間があります。時間配分はそれぞれの大学でやり方が異なるでしょうから、予め、把握しておきましょう。
この質疑応答対策として、想定される質問とそれに対する回答を予め、ワードで作っておくのがベターな方法です。全ての予想が当たるとは限らないので、多めに作成しておきましょう。経験的には5個から10個程度ぐらいかと思います。
どうでしょうか。これだけの発表メモ書き、質疑応答Q&A、更に数10回程度の練習をやっておくとの、やらないのでは、準備がまったく異なると感じることでしょう。
5. 発表当日の心構え
これは指導教官の先生に教えて頂いたことですが、「発表する際は、自分が主役で、堂々と発表を楽しむ気分でやりなさい」と言われました。肝心な事は失敗を恐れずに、堂々と行動すれば良いという意味だったと後で分かりました。
発表の会場と雰囲気をつかんでおくことも重要です。自分が発表する壇上の位置、プロジェクターで写される位置、照明の明るさなどを把握しておきましょう。その理由は、照明を全て消灯する場合、メモ書きは見えにくくなります。聴講者に見えやすい位置で発表しないと、発表途中で、先生に場所を変更しなさいと言われる場合もあるでしょう。そういったことで、先生に注意されたと思って、緊張度が上がることを避けることが目的です。
質疑応答で、聞き取れなかった場合は、適当に答えることはせず、「申し訳ありませんが、質問をもう一度、お願いします」、あるいは「おっしゃっている質問は、、、、、、ということで良いでしょうか」と尋ねる様にしましょう。適当に答えて、同じ方から、余計な再質問をされることの無い様にするためです。
発表する際はできるだけ、聴講者の方を向いて、しゃべる様にすると、好印象になります。目と目が合うのが苦手な方は、目線が聴講者の口元あるいはおでこ辺りに合わせるような感じでゆっくりと左右を見渡す様にするのが良いです。但し、質疑応答の際は、その質問者の方の方を向いて、質問を聞き、回答する様にやるのがコツです。
質問されている先生方は、どんな風に回答をするかを見ています。その為、しゃべり方が下手であっても、問題ないので、失敗したと思って緊張しない様にしましょう。
こういった準備を100%行なっても、小さな失敗もやってしまうし、緊張もしてしまいます。51点の合格点であれば良い、良い経験になるからという気分でやるように心がけると、大分、緊張具合は異なるものです。
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