海外研究をテーマに卒業論文を書く場合の必要な視点です。海外研究と言えば、海外の文化の研究、海外の政治の研究、海外の言葉の研究などさまざまな分野がありますが、総じて文系の分野であることが多いかと思います。文系のテーマだと、既に過去の研究が多く、どのように進めても同じような着眼点になってしまうのではないかとしり込みしてしまうのではないでしょうか。 ところが、卒業論文に関しては、博士論文などとは違い、独自性はそこまで求められません。過去の累次研究を踏まえたうえで、そこに自分の研究を追加し、何らかの発見を述べることができればよいのです。 まず、卒業論文全体でいえることですが、テーマは「なぜ~なのか?」というものを考えるとよいでしょう。問題提起として、例えば、「なぜイギリス料理はおいしくないといわれているのか?」と出すことができれば、結論は「なぜなら~だからである」ということが想定できます。この結論を断定的にすると、ひとりよがりになってしまいがちなので、「なぜなら~だからであると考えられるのではないか」というように少し曖昧性を追加すると逃げ切ることができます。 さて、問題提起と結論が用意出来たら、今度は理由を付け加えていきます。理由は3つ考えてみましょう。できれば似たような理由ではないもの3つを加えるとよいです。その中には、推測をまじえてもいいかもしれません。「イギリス人はそもそも料理をしないからではないか」「イギリス料理以外の料理がおいしすぎるのではないか」「イギリス料理がおいしくないというのはネットでのうわさに過ぎないのではないか」などです。 「イギリス人はそもそも料理をしないからではないか」について、この理由がもっともなのかどうかをどう答えるか。ここで、現代の大学生ならではの行動をとることで、独自性を出します。SNSを使ってイギリス在住の人やイギリス出身の人に「料理をしますか?」と質問を投げかけ、収集するのです。ここで、イギリス人の回答が「料理をあまりしない」というものが多ければ、これは理由のひとつになるかもしれません。ただ、料理の回数と味に相関性があるかどうかはわかりませんので、理由にはならないかもしれません。ただ、「SNSなどで実際に声を集めました。私の持っている生のデータです」と掲示することが大事です。これだけで、独自性が生まれます。 「イギリス以外の料理がおいしすぎるのではないか」について、「イギリス」の部分をほかの国に置き換えてみましょう。イタリア、フランス、ドイツと、いろいろイメージが湧くと思います。よって、イギリスの料理について調べたら、イタリアの料理について調べる、フランス、ドイツの料理についても調べる、とすると、同じ方法で複数の国についての情報をまとめることができるので、「比較研究の手法」を取ることができますし、何より文字数が稼げます。比較の表を挿入などすれば、図も入れることができます。研究っぽさがでてきますね。 「ネットでのうわさに過ぎないのではないか」ですが、これは図書館を利用します。イギリスの料理がおいしくないという記述がある本を、探しましょう。10冊くらい年代や地域、著者などを違うものを見つけられれば御の字ではないでしょうか。図書館のデータベースでイギリス料理に関するものをかたっぱしから探し、図書館でその本を手に取り、中身をパラパラとめくって、「イギリス料理の評価」に関するページをとにかく探します。1ページでも記載があればしめたもの。そのページと、その本の出版情報のページを図書館のコピー機でコピーし、ファイリングして持ち帰りましょう。その後、自分の言葉で要約し、参考文献に追加すれば、立派な研究になります。 これらの準備をしたうえで、これは一番独自性が生まれる方法なのですが、フィールドスタディをするといいです。いまはコロナ禍なので海外に行くことは難しいかもしれませんが、国内ならどこかあるかもしれません。実際にイギリス料理を食べに行くのです。そのときの食事レポを書くような気持で、取材、メモ、写真などを用意して向かうことで、「実際に自分の手で仮説を確認に行きました」ということができます。 そして、想像ではありますが、おそらくイギリス料理はおいしくないというのではなく、数が少ないし、イタリア料理がおいしすぎるし、イギリス料理がおいしくないというのはネットミームでもありません。推測で出した理由はすべて否定されることでしょう。 すべて否定された後、あらためて理由を考えます。そのときに、「~である可能性が高い」などのように、新しい意見を、「今後のさらなる研究が必要である」が「今回はすべてを調査しつくすことができなかった」「~のような研究手法が追加で必要である」というように、反省点を多く並べます。 ここまでをなるべく早めに書いたうえで、担当教授へ添削してもらいしょう。不足している箇所を指摘されるので、それを改善していけばよいです。とっとと全体の骨組みを作って、早めに添削を受けることが、卒業論文を簡単に済ませる秘訣です。
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海外研究をテーマに卒論を書く方法。
海外研究をテーマに卒業論文を書く場合の必要な視点です。海外研究と言えば、海外の文化の研究、海外の政治の研究、海外の言葉の研究などさまざまな分野がありますが、総じて文系の分野であることが多いかと思います。文系のテーマだと、既に過去の研究が多く、どのように進めても同じような着眼点になってしまうのではないかとしり込みしてしまうのではないでしょうか。 ところが、卒業論文に関しては、博士論文などとは違い、独自性はそこまで求められません。過去の累次研究を踏まえたうえで、そこに自分の研究を追加し、何らかの発見を述べることができればよいのです。 まず、卒業論文全体でいえることですが、テーマは「なぜ~なのか?」というものを考えるとよいでしょう。問題提起として、例えば、「なぜイギリス料理はおいしくないといわれているのか?」と出すことができれば、結論は「なぜなら~だからである」ということが想定できます。この結論を断定的にすると、ひとりよがりになってしまいがちなので、「なぜなら~だからであると考えられるのではないか」というように少し曖昧性を追加すると逃げ切ることができます。 さて、問題提起と結論が用意出来たら、今度は理由を付け加えていきます。理由は3つ考えてみましょう。できれば似たような理由ではないもの3つを加えるとよいです。その中には、推測をまじえてもいいかもしれません。「イギリス人はそもそも料理をしないからではないか」「イギリス料理以外の料理がおいしすぎるのではないか」「イギリス料理がおいしくないというのはネットでのうわさに過ぎないのではないか」などです。 「イギリス人はそもそも料理をしないからではないか」について、この理由がもっともなのかどうかをどう答えるか。ここで、現代の大学生ならではの行動をとることで、独自性を出します。SNSを使ってイギリス在住の人やイギリス出身の人に「料理をしますか?」と質問を投げかけ、収集するのです。ここで、イギリス人の回答が「料理をあまりしない」というものが多ければ、これは理由のひとつになるかもしれません。ただ、料理の回数と味に相関性があるかどうかはわかりませんので、理由にはならないかもしれません。ただ、「SNSなどで実際に声を集めました。私の持っている生のデータです」と掲示することが大事です。これだけで、独自性が生まれます。 「イギリス以外の料理がおいしすぎるのではないか」について、「イギリス」の部分をほかの国に置き換えてみましょう。イタリア、フランス、ドイツと、いろいろイメージが湧くと思います。よって、イギリスの料理について調べたら、イタリアの料理について調べる、フランス、ドイツの料理についても調べる、とすると、同じ方法で複数の国についての情報をまとめることができるので、「比較研究の手法」を取ることができますし、何より文字数が稼げます。比較の表を挿入などすれば、図も入れることができます。研究っぽさがでてきますね。 「ネットでのうわさに過ぎないのではないか」ですが、これは図書館を利用します。イギリスの料理がおいしくないという記述がある本を、探しましょう。10冊くらい年代や地域、著者などを違うものを見つけられれば御の字ではないでしょうか。図書館のデータベースでイギリス料理に関するものをかたっぱしから探し、図書館でその本を手に取り、中身をパラパラとめくって、「イギリス料理の評価」に関するページをとにかく探します。1ページでも記載があればしめたもの。そのページと、その本の出版情報のページを図書館のコピー機でコピーし、ファイリングして持ち帰りましょう。その後、自分の言葉で要約し、参考文献に追加すれば、立派な研究になります。 これらの準備をしたうえで、これは一番独自性が生まれる方法なのですが、フィールドスタディをするといいです。いまはコロナ禍なので海外に行くことは難しいかもしれませんが、国内ならどこかあるかもしれません。実際にイギリス料理を食べに行くのです。そのときの食事レポを書くような気持で、取材、メモ、写真などを用意して向かうことで、「実際に自分の手で仮説を確認に行きました」ということができます。 そして、想像ではありますが、おそらくイギリス料理はおいしくないというのではなく、数が少ないし、イタリア料理がおいしすぎるし、イギリス料理がおいしくないというのはネットミームでもありません。推測で出した理由はすべて否定されることでしょう。 すべて否定された後、あらためて理由を考えます。そのときに、「~である可能性が高い」などのように、新しい意見を、「今後のさらなる研究が必要である」が「今回はすべてを調査しつくすことができなかった」「~のような研究手法が追加で必要である」というように、反省点を多く並べます。 ここまでをなるべく早めに書いたうえで、担当教授へ添削してもらいしょう。不足している箇所を指摘されるので、それを改善していけばよいです。とっとと全体の骨組みを作って、早めに添削を受けることが、卒業論文を簡単に済ませる秘訣です。
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