卒論の用紙について。用紙はどのようにする？

卒論の用紙について。用紙はどのようにする?

卒業論文の用紙選びは、論文作成におけるささやかながら重要なポイントです。用紙によっては印象が大きく変わってくるので、適切に選ぶ必要があります。ここでは、卒論の用紙に関する基本的な事項をご説明します。

【用紙サイズと種類】
一般的な卒論の用紙サイズは、A4判が最も一般的です。大学によっては、B5判やA3判を指定する場合もあります。サイズは必ず指導教員や提出先に確認しておきましょう。

用紙の種類は、普通紙か上質紙のいずれかを使うことが多いでしょう。普通紙は割安ですが、印刷品質はやや落ちます。上質紙は高級感があり、鮮明な印刷が可能です。

【用紙の色】
論文用紙の標準は白色ですが、最近では色紙を使う例も増えてきました。色紙はアクセントになり、見た目に変化をつけられるメリットがあります。ただし、あまり濃い色は読みづらくなるので避けましょう。薄いクリーム色や杢色などがおすすめです。

【用紙の坪量】
坪量は用紙の厚さを表す指標です。一般的な印刷物では64~90g/m2程度の坪量の紙が使われます。卒論では、80g/m2前後の中厚口の用紙を選ぶのが無難でしょう。薄すぎると質離れし、逆に厚すぎると重たく見えすぎる恐れがあります。

【表紙の用紙】
表紙用の用紙は、本文とは別の用紙を使うことが一般的です。これは表紙に強度と高級感を出すためです。無地の上質紙や、特殊な表紙用紙を使うのがよいでしょう。

このように、卒論の用紙選びには様々な要素を考慮する必要があります。指導教員の指示に従うのはもちろん、印象にも気をつけて用紙を選びましょう。用紙次第で論文の体裁が大きく変わるのです。
　
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