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卒論のフォーマットってどのようなものがある?

卒論のフォーマットってどのようなものがある?
卒業論文は、大学によってはフォーマットが細かく規定されている場合があります。しかし、一般的な標準的なフォーマットというものも存在します。ここでは卒論のよく使われるフォーマットについて解説します。

構成の一般形
まずは構成の一般形を確認しましょう。大まかな構成は以下のようになります。

表紙
目次
本文
序論(導入部分)
本論
結論(終章)
参考文献
付録(必要な場合のみ)
本文部分は「序論→本論→結論」の3部構成が一般的です。章立てやセクション分けの仕方は研究分野により異なります。

文書のレイアウト
次に文書のレイアウトについてですが、次のような形式が標準的です。

用紙サイズ: A4
文字サイズ: 本文10.5pt〜12pt
文字間隔: 標準
行間隔: 1行27〜30行
余白: 上下25mm程度、左右30mm程度
ページ番号: 下中央または右上(ヘッダー)に記載
これらのレイアウト設定が読みやすさと体裁の良さから一般的に採用されています。ワープロソフトの標準設定を利用すれば簡単に再現できます。

表記ルール
次に、表記のルールについてです。主なポイントは以下の通りです。

フォントはMS明朝またはMS゛ゴシックを使用
句読点は「、。」を用いる(ピリオドは使わない)
見出しは「1.」「1.1」のように番号で示す
図表のキャプションには「図1:」「表2:」と番号を付ける
引用文の書式を統一する(『』や「」の使い分けなど)
このように、曖昧な表記は避け、論文の体裁を整えることが求められます。大学によってルールが異なる場合もあるので、指導教員の助言を仰ぐ必要があります。

参考文献の表記
参考文献の表記法も確認しましょう。主な形式として以下のようなものがあります。

ハーバードスタイル
著者(発行年): 書名, 出版社
(著者, 発行年)
APAスタイル
著者. (発行年). 書名. 出版地: 出版社.
APA(米国心理学会)スタイルは世界的に広く用いられ、一般的な標準になりつつあります。分野ごとにスタイルが決まっている場合があるので注意が必要です。

現代の新しいスタイル
近年では、従来の紙ベースの形式に加え、電子ファイル提出用のスタイルも確立されつつあります。

PDF形式でフォントやレイアウトを固定
冊子ファイルにするなら「見開き」の設定を
PCで読む場合は文字サイズの拡大・縮小に対応
ハイパーリンクやブックマーク機能で見やすく
このように現代的なニーズに応じた電子ファイル形式のスタイルも少しずつ取り入れられるようになってきました。

フォーマットは卒論を分かりやすく体裁良く仕上げるための重要な要素です。所属大学の指示に従うのはもちろん、一般的な標準形式も参考にしながら、適切なフォーマットを選択しましょう。卒論の完成度と質を高める良い機会となるはずです。
 
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