卒論に正誤表は乗せてもいいのか?|卒論代行サービス.com

 

卒論に正誤表は乗せてもいいのか?

卒論に正誤表は乗せてもいいのか?
卒業論文の最終校正を経て、気づいた誤りや修正箇所があった場合、それらを正誤表として論文の中に添付することができます。しかし、正誤表の扱いには賛否両論があります。ここでは、卒論への正誤表の掲載について、メリット・デメリットを整理します。

正誤表を載せるメリット
正確性が高まる
誤りや修正箇所を明示することで、論文全体の正確性が高まります。読者に対し、適切な情報を提供できるようになります。特に数値データや専門用語の間違いは、重大な誤解を生む可能性があるため、正誤表で正すべきでしょう。

公平性が保たれる
正誤表があれば、審査前と審査後で論文の内容が変わってしまうことがありません。審査の公平性が保たれ、評価の一貫性が保たれます。

執筆者の姿勢が示せる
正誤表があることで、執筆者が細部にまでこだわり、間違いを正そうとする姿勢が伝わります。卒論に対する誠実な態度が評価されるでしょう。

正誤表を載せるデメリット
体裁が悪くなる
正誤表を挿入すると、論文の体裁を損なう可能性があります。ページの行数が変わったり、レイアウトが乱れたりして、見映えが悪くなるからです。

読者に分かりにくい
正誤表があると、読者が本文と正誤表を行ったり来たりしなければならず、読みづらくなる可能性があります。簡単な間違いなら本文に直接修正を加える方が分かりやすいでしょう。

注意力の散漫化
正誤表があると、執筆者が修正作業を疎かにしがちになるかもしれません。事前の入念なチェックを怠れば、正誤表が肥大化してしまう恐れがあります。

このように正誤表を載せるメリット・デメリットがあり、一概に是非を言うことはできません。 結局のところ、指導教員の指示や大学の内規による部分が大きいでしょう。

正誤表の取り扱いの留意点
仮に正誤表の掲載が認められている場合、次の点に留意する必要があります。

箇所数や字数の上限を守る(過剰にならない)
本文の修正箇所には符号(※など)を付ける
正誤表の表記ルールを統一する
不要な正誤表は載せず、簡単な修正は本文に反映する
このように、正誤表の掲載には一定のルールを設ける必要があります。場合によっては指導教員の判断で、正誤表掲載が不可となることもあり得るでしょう。

重要なのは、事前の入念なチェックを行い、極力正誤の発生を未然に防ぐことです。完成度の高い綿密な原稿を作成し、正誤の発生自体を最小限に抑えることが肝心です。

それでも避けられない正誤があれば、積極的に開示し適切に処理する姿勢が評価されるはずです。卒業論文は、執筆者のまじめな姿勢が問われる最後の課題でもあるのです。正誤表の取り扱い方にも、その姿勢が現れるのだと考えましょう。
 
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