1. 章立ての基本
卒業論文だけでなく、論文の一般的な章立ての基本は
要旨(アブストラクト)、第1章 序論、第2章、第3章 研究内容、研究方法、具体的な方法、第4章 結果・考察、第5章 まとめ、参考文献、謝辞
という形式になります。
それぞれに何を書いていけば良いのかと頭を悩ます、筆が止まってしまうところです。
例えば、研究室の先輩、卒業された先輩、姉や兄に、「今、どんな卒業論文に取り組んでいるの」と問われた場合、どの様に自分は答えるでしょうか。「どこどこの研究室で、XX教授の指導で、XXに取り組んでいる」と答える人が多いでしょう。
その次には、その研究は何に役に立つの?、どういったことが新しく分かることなの、その研究の魅力は何と聞かれることでしょう。
ある大学の査読(投稿した論文をアクセプトするか却下するかを判断する作業)もされている先生に聞いたことがあります。発行される論文は多岐に渡り、自分に関係するからと言って、全部をチェックしている分けには行かない。なので、要旨(アブストラクト)、序論、研究結果の図表、考察、まとめを流し読みして、自分たちの研究室に役立つか否か、読む価値があるか否かを考えて、判断する」とおっしゃっておりました。
つまり、読み手の第一印象をよくするには、要旨、序論、結果・考察、まとめを如何に読んでもらえる様に書くかが重要になってきます。
指導教官に対しても同じです。先に記載した内容がうまく書けていれば、また、その様な章立てになっていれば、それだけ、指導教官からの修正作業も減ってくることでしょう。
2. 具体的な章立ての方法はどうすればよい
卒業論文は、人生で初めて書く、論文であり、やったことがないだけに、何をしてよいのか悩む人も多いでしょう。その為に、単純な、要旨、序論、研究内容などなどのキーワードだけではなく、その中身が何か、何を書けば良いのかを理解する必要が出てきます。その為、更に章立てを具体化してきます。
3. 章立ての具体化
3.1 要旨(アブストラクト)
アブストラクトとは、A4用紙1枚から2枚程度にまとめられた卒業論文の要約で、「第1章序論から第5章 まとめ」を簡潔にまとめたものです。その為、ここの記載は後回し、論文自体の内容ができかがってからでないと記載は無理なので、書くのは最後にします。
3.2 序論
言わば、研究背景やその研究背景で自分が何を行なうのか、過去に行った研究領域との違いを明確にしておく内容になります。研究背景は研究室の先生から説明してもらったり、研究室に研究に関する展示ポスターを飾っている大学もあるでしょうから、そういった情報から、どんなことを研究している研究室なのかが把握されます。また、ホームページの研究室紹介を参考にすればよいでしょう。
自分が行なう研究は、指導教官と相談しながら、卒業論文のテーマを決めていくことになるので、先生との相談内容や研究室内の先輩の論文や他大学の論文が役に立つでしょう。
肝心なことは、自分の研究がどれだけ新しく重要なものかと自己PRする様なイメージです。
3.3 第2章、第3章 研究内容、研究方法、具体的な方法
ここは研究分野によって書き方が少し異なるところでしょうが、仮に理系の論文だったとして、話を進めることにします。
研究内容と研究方法は似ていますので、章のタイトルは自分が所属する研究室の先輩の過去論文などを参考にして、章のタイトルは決めていって下さい。
簡単に書くと、学生実験で実験を行なうテキストや先生の説明等を記載していくところです。もし誰から、貴方の卒業研究を検証しようと同じ研究を行なうためのテキストと言ったイメージになります。
再現性を確実にするために記載しておくことと言っても良いでしょう。この様に記載していくと単に章のタイトルだけでなく、どんなことをまとめて行けばよいかのイメージがしやすと思います。更に、欲を言うと、「この様に書けば、相手に分かってもらえる。ここは文章では理解しにくいだろうから、図や表を使おう」という様な自分なりの工夫を考えておくと章立てしやすいでしょう。
3.4 結果・考察
結果と考察が一番難しく、頭を悩ませるところです。研究というのは誰もやっていない、現在ではまだ分かっていないことを行なうので、正解の書いた書籍はないに等しいでしょう。また、先生方はこの考察をどう書いているかをしっかりと見ます。つまり、自分なりに他の論文などと自分の結果の比較分析、また、理論的・論理的に説明されていて、正しい方向に成果を導いているかをチェックしているからです。
「瓢箪から駒」に研究は全て予想通りには行かないもので、思わぬ結果が出てしまうこともあります。その為、それはなぜ起こったのか、なぜそのような結果になったのかという自分なりの考えが重要になってくるところです。
3.5 まとめ
まとめは、1年間やってきたことの成果を1枚から2枚程度にまとめる所なので、結果考察と研究内容をしっかりと押さえておけば、記載はそれほど、難しくはないです。
3.6 参考文献、謝辞
参考文献は、自分の研究を行なう上で、また、自分の結果考察から、参考にした文献を列挙します。例えば、XXという論文には、YYまでは実験を行ない、結果が報告されている」という様に本文中に記載し、そこに番号を付けて、参考文献として、まとめて列挙するものです。謝辞は指導をしてくださった先生方や先輩、研究室の仲間に感謝の言葉を記載する処です。書き方の詳細は検索や先輩の論文等を参考にすれば、良いです。
4. まとめ
この様にして、章立てを行なっていきます。単に頭で考えるだけでなく、紙とペンで視覚化していけば、作業効率は上がってきます。「ならうよりなれろ」ではないですが、場数を踏めば、自分なりのコツも分かってきますので、そういうつもりでトライして下さい。
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卒業論文、章立てのやりかた。
1. 章立ての基本
卒業論文だけでなく、論文の一般的な章立ての基本は
要旨(アブストラクト)、第1章 序論、第2章、第3章 研究内容、研究方法、具体的な方法、第4章 結果・考察、第5章 まとめ、参考文献、謝辞
という形式になります。
それぞれに何を書いていけば良いのかと頭を悩ます、筆が止まってしまうところです。
例えば、研究室の先輩、卒業された先輩、姉や兄に、「今、どんな卒業論文に取り組んでいるの」と問われた場合、どの様に自分は答えるでしょうか。「どこどこの研究室で、XX教授の指導で、XXに取り組んでいる」と答える人が多いでしょう。
その次には、その研究は何に役に立つの?、どういったことが新しく分かることなの、その研究の魅力は何と聞かれることでしょう。
ある大学の査読(投稿した論文をアクセプトするか却下するかを判断する作業)もされている先生に聞いたことがあります。発行される論文は多岐に渡り、自分に関係するからと言って、全部をチェックしている分けには行かない。なので、要旨(アブストラクト)、序論、研究結果の図表、考察、まとめを流し読みして、自分たちの研究室に役立つか否か、読む価値があるか否かを考えて、判断する」とおっしゃっておりました。
つまり、読み手の第一印象をよくするには、要旨、序論、結果・考察、まとめを如何に読んでもらえる様に書くかが重要になってきます。
指導教官に対しても同じです。先に記載した内容がうまく書けていれば、また、その様な章立てになっていれば、それだけ、指導教官からの修正作業も減ってくることでしょう。
2. 具体的な章立ての方法はどうすればよい
卒業論文は、人生で初めて書く、論文であり、やったことがないだけに、何をしてよいのか悩む人も多いでしょう。その為に、単純な、要旨、序論、研究内容などなどのキーワードだけではなく、その中身が何か、何を書けば良いのかを理解する必要が出てきます。その為、更に章立てを具体化してきます。
3. 章立ての具体化
3.1 要旨(アブストラクト)
アブストラクトとは、A4用紙1枚から2枚程度にまとめられた卒業論文の要約で、「第1章序論から第5章 まとめ」を簡潔にまとめたものです。その為、ここの記載は後回し、論文自体の内容ができかがってからでないと記載は無理なので、書くのは最後にします。
3.2 序論
言わば、研究背景やその研究背景で自分が何を行なうのか、過去に行った研究領域との違いを明確にしておく内容になります。研究背景は研究室の先生から説明してもらったり、研究室に研究に関する展示ポスターを飾っている大学もあるでしょうから、そういった情報から、どんなことを研究している研究室なのかが把握されます。また、ホームページの研究室紹介を参考にすればよいでしょう。
自分が行なう研究は、指導教官と相談しながら、卒業論文のテーマを決めていくことになるので、先生との相談内容や研究室内の先輩の論文や他大学の論文が役に立つでしょう。
肝心なことは、自分の研究がどれだけ新しく重要なものかと自己PRする様なイメージです。
3.3 第2章、第3章 研究内容、研究方法、具体的な方法
ここは研究分野によって書き方が少し異なるところでしょうが、仮に理系の論文だったとして、話を進めることにします。
研究内容と研究方法は似ていますので、章のタイトルは自分が所属する研究室の先輩の過去論文などを参考にして、章のタイトルは決めていって下さい。
簡単に書くと、学生実験で実験を行なうテキストや先生の説明等を記載していくところです。もし誰から、貴方の卒業研究を検証しようと同じ研究を行なうためのテキストと言ったイメージになります。
再現性を確実にするために記載しておくことと言っても良いでしょう。この様に記載していくと単に章のタイトルだけでなく、どんなことをまとめて行けばよいかのイメージがしやすと思います。更に、欲を言うと、「この様に書けば、相手に分かってもらえる。ここは文章では理解しにくいだろうから、図や表を使おう」という様な自分なりの工夫を考えておくと章立てしやすいでしょう。
3.4 結果・考察
結果と考察が一番難しく、頭を悩ませるところです。研究というのは誰もやっていない、現在ではまだ分かっていないことを行なうので、正解の書いた書籍はないに等しいでしょう。また、先生方はこの考察をどう書いているかをしっかりと見ます。つまり、自分なりに他の論文などと自分の結果の比較分析、また、理論的・論理的に説明されていて、正しい方向に成果を導いているかをチェックしているからです。
「瓢箪から駒」に研究は全て予想通りには行かないもので、思わぬ結果が出てしまうこともあります。その為、それはなぜ起こったのか、なぜそのような結果になったのかという自分なりの考えが重要になってくるところです。
3.5 まとめ
まとめは、1年間やってきたことの成果を1枚から2枚程度にまとめる所なので、結果考察と研究内容をしっかりと押さえておけば、記載はそれほど、難しくはないです。
3.6 参考文献、謝辞
参考文献は、自分の研究を行なう上で、また、自分の結果考察から、参考にした文献を列挙します。例えば、XXという論文には、YYまでは実験を行ない、結果が報告されている」という様に本文中に記載し、そこに番号を付けて、参考文献として、まとめて列挙するものです。謝辞は指導をしてくださった先生方や先輩、研究室の仲間に感謝の言葉を記載する処です。書き方の詳細は検索や先輩の論文等を参考にすれば、良いです。
4. まとめ
この様にして、章立てを行なっていきます。単に頭で考えるだけでなく、紙とペンで視覚化していけば、作業効率は上がってきます。「ならうよりなれろ」ではないですが、場数を踏めば、自分なりのコツも分かってきますので、そういうつもりでトライして下さい。
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