ペットを卒論のテーマにする。その方法は?
今に日本人にとって、ペットはかかせない存在であると言っても過言ではないでしょう。このペットをテーマにして卒論を書く場合、さまざまな観点からアプローチをしていく必要があると考えています。そのアプローチの観点についていくつか挙げていきたいと思います。
●今の日本におけるペットの種類や数、それと世界との比較
●ペットの住環境の変化、人間との付き合い方
●ペットそのものを含めてペットの食事などの市場規模について
●ペットを飼うことのメリット
●ペットを飼うことのデメリット
●ペットを飼うことによる精神的な安らぎ
●ペットのこれからの人間との付き合い方について
●今の日本におけるペットの種類や数、それと世界との比較
現在に日本におけるペットで最も多いのはなんと言っても時代を問わず犬でしょう。そしてその次が猫である事実は変わらないところです。さらに定番では水槽で飼うお魚。そして、過去とは違い、それ以外のペットも増えつつあります。例えば、爬虫類を飼ってみたり、鳥をかってみたりというところです。こうしたペットの数量を明らかに統計化しているデータがなかなかない中ですが卒論を書く中で自分なりの推定値を考えて、記載していくことになります。そして、時代とともにペットの種類のシェアがどう言った推移をしてきたのか記載していくことも良いでしょう。また、
世界におけるペットの数量の推移、違いも合わせてデータで示すことによって、日本の特異性、特徴などを導き出すことがよいもではないかと思います。
●ペットの住環境の変化、人間との付き合い方
ペットといえばどうしても昔ながらの日本の姿では庭先に犬小屋、猫は自宅でというイメージになりがちです。しかし、その姿は非常に大きく変わってきています。一番大きな変化はペットがより人間にとって家族であり、パートナーとしての役割が強くなっているということです。それだけに犬や猫だけではなく、自宅の中で一緒に住う環境になっているのが現実です。もちろん、レアなペットを飼う場合はもちろん、自宅の中で飼うことになります。だからこそ、最近ではマンションではペットを飼うにあたっての諸条件が細かく定められていることが当たり前の現状です。大きさ、音、匂いに至るまでさまざまな条件で取り決めているのが実態であり、それも皆が理解していることです。論文ではこうした条件をどのように定めているのか、法律上の課題はないのかなど、論点にしているべきだと思います。
●ペットの食事なども含めて市場規模について
ペットの市場規模は年々大きくなっています。越えれは統計上のデータとしても明らかであり、過去にはなかったペットショップなどがあらゆるところにできています。さらにペットそのものを売買するだけではなく育てるための食事や場合によっては衣服、飼うための道具などが様々なところで販売されるようになっています。流通で言えばペットショップだけではなく、ホームセンターや百貨店などでも販売されています。そして販売されているものも食事に至っては動物ごとにバラエティに飛んでおり栄養バランスを考えた食事がほとんどです。よりベッドが人間に近い存在として人間が必要なものはペットも必要になっていると言えるでしょう。市場規模がこれからどのように推移していくのか、ペット市場で雇用がどれだけ拡大するのかなども推定してみるのも論文の中では良いテーマになるのかもしれません。
●ペットを飼うことのメリット
日本においては核家族化、さらには少子高齢化が進み単身世帯などが極端に増える状況です。そこでコミニケーションが不足するためにそこをペットに求めると言う構図ができあがっています。ペットを飼うことによって自分自身の家族を擬人化すると言うメリットがペットにはあります。もちろん、それが趣味嗜好に応じて変わってくるので犬や猫だけではなく様々なペットは取引され、飼われるようになっているのです。もちろん、最近ではサラブレッドの余生の姿としてセラピーとしての活用が注目されているようにペットと人間の関係はより近いものになり、これまで以上に家族のような存在として付き合っていけるメリットは涼しいと思います。
●ペットを飼うことのデメリット
ペットを飼うことによって様々な問題も出てきています。まずは自分が飼えると思っていたペットが手を持て余してしまい、結果的に手放すどころか捨ててしまうと言う問題です。犬に関してはこのような問題は過去から捉えられていましたが、最近では市場では危険とされるような話に、動物まで捨てられる始末です。様々な場面でペットを飼う以上は責任を持ちましょうと訴えられていますがなかなかそうはいかないのが今の事情です。もちろん、現在ペットを養育するにもお金がかかります。
もちろん、放し飼いにすることで猫ではよくあるのですが生殖が勝手に進んでしまい誰が育てるのか正しいのかわからないといった課題も出てきています。
●ペットを飼うことによる精神的な安らぎ
ペットは人間にとってパートナーと捉えられるようになっています。いわば精神的な安らぎを与える対象になっているのです。この観点を科学的に捉えるとどのような精神的にする気なのかを詳しく調査して論文に捉えていくことも非常に今後のペットとの付き合い方を考える中ではメリットがあると考えられます。そしてどのようなペットがどのような効果を人間にもたらすことができるのか、自分なりの推論を立ててみることも非常に意義があることなのではないでしょうか。
●ペットのこれからの人間との付き合い方について
前述の通り、日本の極端な少子高齢化が進む社会においてはペットの存在はさらに重要になってくるでしょう。最近では生きているペットだけではなくロボットを家族として捉えるような動きまで広がっています。もちろんロボットと生き物では大きく違いますが人間が求めるパートナーとしての役割は似たようなものです。卒論でこれから選ぶべき内容としてロボットと従来のペットの役割分担が送ってくるのか、ペットはこれからロボットとこのように家庭の中で人間と付き合うのかも自分なりの提言や推論を上げていくべきだと思います。